将棋界の新星・藤井聡太さんが話題になっていますね!
藤井聡太が10段になる条件ってなに?
と気になる人の為にこちらの記事で藤井聡太さんが10段になる条件を調査したのでご紹介します!
藤井聡太の現在の段位
現在、藤井聡太さんの段位については以下の通りです。
藤井聡太竜王(王位・叡王・棋王・王将・棋聖)の段位は九段
藤井聡太さんの段位は九段です。 (くだんと読む)
昇級の履歴はこちら
日付 | 段位 |
---|---|
2012(平成24)年09月00日 | 6級 |
2015(平成27)年10月18日 | 三段 |
2016(平成28)年10月01日 | 四段 |
2018(平成30)年02月01日 | 五段 |
2018(平成30)年02月17日 | 六段 |
2018(平成30)年05月18日 | 七段 |
2020(令和02)年08月20日 | 八段 |
2021(令和03)年07月03日 | 九段 |
2012年、藤井聡太さんが10歳くらいの頃に将棋の段位を取り始め、2015年の三段から成績を積んで、2021年7月には九段を取りました!
すばらしい成績ですね
藤井聡太が10段になる条件は無い!
もしかしたら、ご存じの方もいらっしゃいますが、もともと将棋において10段という段位は存在しません。
10段という段位は存在しない
つまり、藤井聡太さんは現在、最高位ということになります。
ここがポイント!
タイトルとしての10段を獲得する日も近いかも知れませんが、タイトル保持者であることは間違いないので10段と同じくらいの段位があるとも考えれます。
しかし、過去には10段を獲得したプロの棋士さんもいらっしゃったようですね。
どうゆうこと?
将棋界は昔、10段が存在していた!例外・理由2つを解説
実は、昔10段という段位は存在していました。
存在していた理由は2つ
- タイトルをかけた挑戦権をわかりやすくするため
- 将棋の10段はタイトル以外では徳川家康に贈られているものだから
理由①タイトルをかけた挑戦権をわかりやすくするため
例えば9段の棋士が9段と勝負するとどのような段位になるのかといったところで
「9段が9段に勝つと10段になるの?」
といった曖昧さを避けるためにあえて10段というタイトルをつけることがあります。
この場合、10段はタイトルであって段位ではありません。
理由②将棋の10段はタイトル以外で徳川家康に贈られているものだから
実は2012年に徳川家康に10段という段位を捧げています。
3人の永世名人資格保持者が十段位の推戴(すいたい)状を贈った。
http://www.asahi.com/photonews/gallery/moriuchi/20120523.html
なぜ歴史上の人物に10段の段位をあげたの?
理由は、徳川家康が将棋を保護した過去があるからでした。
将棋の10段はどれくらいすごいのかを解説
では、10段はどれくらいすごいことなのかと言ったところで、まずは最高の段位が9段であること。
さらにタイトルとして10段を持つことというのは、将棋の段級位制度において10段は最高峰のタイトルであり、非常に素晴らしいとされています。
1級から順に、初段、二段、三段…と段位が上がっていきます。
そのため、10段に到達するには、非常に長い時間と努力が必要です。
藤井聡太さんのように、淡々と段位を上げていくのは素質があったことが考えられます
10段のタイトルに到達するプロ棋士は、わずか数名しか存在せず、その実力は世界トップクラスとされています。
総じて言えることは、将棋の10段は、世界でも指折りの棋士に与えられる極めて高い段位であり、その実力は驚異的なものであるということです。
藤井聡太の年収は?
将棋士として、驚異的な能力をもっている藤井聡汰さん。
年収ってどれくらいなんだろう!?
と気になる人もいるはず。
将棋で大きな対局に勝つと、賞金がもらえるので賞金にフォーカスして調査しました。
藤井聡汰さんの年収は2億を超えているというウワサがあります。
藤井聡汰さんの年収(獲得賞金)を2022年と2023年に分けてわかりやすくまとめてみました!
年月 | 年収 | 賞金ランキング |
---|---|---|
2021年 | 獲得賞金 約 7000万円 | 3位 |
2022年 8冠に到達 | 獲得賞金 約 1億2000万円 | 1位 |
2023年 9冠に到達 | 獲得賞金 約 1億3000万円 | 1位 |
日本将棋連盟では、いちばん早く将棋界で1億円プレーヤーとなりました。
さらに、これだけではありません。
有名になった藤井聡汰さんは2023年、CMにも出演しギャラは1億を超えているとのことになります。
藤井聡汰さんの2023年の年収をすべて合計すると、
2億3000万円
ということになります。
桁違いですね・・・すごすぎる!!
10段以上の棋士が知りたい
10段のタイトルとは、段位としてあるわけではありませんが、現在ではタイトル保持者という名前であげられています。
そこで、タイトル保持者を以下にまとめました。
将棋界には、多数のタイトル戦が存在し、そのタイトル保持者は常に変化していますが、2023年4月現在、以下の棋士がタイトル保持者となっています。
2023年タイトル保持者
- 王位:藤井聡太(ふじい・そうた)
- 王座:羽生善治(はねう・よしはる)
- 棋聖:渡辺明(わたなべ・あき)
- 王座:永瀬拓矢(ながせ・たくや)
- 九段(永世称号有資格者):佐藤康光(さとう・やすみつ)
- 九段(永世称号有資格者):森内俊之(もりうち・としゆき)
- 奨励会王位戦:小野田勇喜(おのだ・ゆうき)
これらの棋士たちは、将棋界の最高峰であるタイトル戦を戦い、その勝者としてタイトル保持者となっています。
将棋ファンにとっては、タイトル戦は非常に注目されるイベントであり、毎年熱い戦いが繰り広げられています。