「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」を毎回、楽しみにしていた視聴者は多いと思います。
しかし、あの人気番組で一躍有名になったムツゴロウ王国が、その後、いったいどうなったのかについて、詳しく知っている人はどのくらいいるでしょうか。
ムツゴロウ王国についての記事が久しぶりに週刊誌に掲載され、北海道で一人で住んでいました、4月5日のニュースで亡くなられていることが分かりました。
ムツゴロウさんは心筋梗塞で死去
「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが4月5日、心筋梗塞のため死去した。87歳。福岡県出身。自宅で倒れ、搬送先の病院で死亡した。
ライブドアニュース
突然の朗報で驚きましたよね。
ご自宅で倒れて、搬入先の病院で息を引き取ったとのことです。
平成の時代にたくさんのテレビ出演をこなしており、動物の番組といえばムツゴロウさんと言われるくらい大人気のキャラクターでしたね。
動物にも人にも好かれ、愛されるキャラクターでした。
心筋梗塞で亡くなったとのことですが、以前の生活はどのようなものだったのでしょうか?
ムツゴロウさんの以前の生活
畑さんは、王国のあった北海道にある中標津に残って暮らしていました。
今では、大自然に囲まれたログハウスで多くの時間を執筆や講演の準備に当てていました。
毎日の暮らしの中での大きな変化と言えば、これまで一緒に暮らしてきた動物の姿はなく、今では、一匹の犬と、一匹の猫とだけ暮らしています。
ムツゴロウ王国の現在は?
ムツゴロウさんの王国は現在どうなった?
2006年に経営がうまくいかず破綻し、2007年に閉園
ムツゴロウ動物王国は1972年に北海道厚岸郡浜中町という広大な場所で「ムツゴロウ動物王国」(約450万平方メートル)を開園しました。
以降、2004年に東京へ移設。
東京のムツゴロウ王国は北海道で開設したものと比べると規模が小さく、約1/50の大きさでした。(約9万平方メートル)
北海道の広大な土地の一角で、自ら王国の主となって馬や犬、熊、狸といったたくさんの動物と一緒に暮らしていた「ムツゴロウ動物王国」は、今は、残念ながら当時の形跡も残っていませんでした。
そこで飼われていた多くの動物は、自然へと解放されたり、新しい飼い主の元へ引き取られたそうです。
動物と暮らす夢が途中で潰えたことは寂しい気がしてなりません。
ムツゴロウの借金事情と年収
ムツゴロウさんの王国の閉鎖で3億の借金あるって本当?理由は?
ムツゴロウ王国は、多額の借金を抱えて倒産した
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が、テレビで放送されていた当時は、放映権料の他に畑さんが執筆、講演活動など幅広く仕事をこなしていたので、ムツゴロウ王国の経営は順調に捗っていました。
多くの借金を抱え、ムツゴロウ王国の経営が下降しだしたのは、テレビでの「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が終了し、ムツゴロウ王国を北海道から東京のあきるの市「東京サマーランド」に移してからです。
北海道で一緒に暮らしていた動物と世話係のスタッフのほとんどが移り住むようになりました。
そもそも東京への移転の話は、運営会社から持ち込まれた話で、ムツゴロウさんは、最初は乗り気ではなかったみたいです。
乗り気ではなかった理由は「動物にとっては狭すぎて窮屈」だったため
一緒に働いているスタッフの多くが移転の話に賛同して移転が決まりました。それでも畑さんは、同行しないで北海道に残りました。
時折、様子見で東京へ顔を出していたそうです。
北海道でのムツゴロウ王国のように、テレビでの放送があれば状況は変わっていたのかもしれません。
開園からわずか2年で閉園という憂き目にあっています。
運営会社も破たんをし、借金だけが残ったそうです。その時の借金が3億円だったわけですから驚きですね。
ムツゴロウさんの土地が100万坪って本当?
ムツゴロウさんの所有する土地は、原則、非公開と言うことでした。
ただ、おおよそ、450万平方メートル位は、実在するという話です。
今は、もう、ほとんど訪れる人もいないそうです。
ムツゴロウさんは現在収入を得ているのか?年収はいくらぐらい?
ムツゴロウさんは、本職は、作家です。これまで発刊された著書は数多くあります。
印税だけでも相当なものでしょう。
ムツゴロウさんは畑正憲さんという名前で本を出版されていました。
ムツゴロウさんのコラムと自筆イラストを収録する内容になっており、独自性の強い執筆で読者に説得させるようなエッセイも書かれています。
収入に関しては印税が収入源で間違いありません。また、数々の公演に出演されていることから出演料も大きいでしょう。
ムツゴロウさんのご冥福をお祈りいたします。