
アメリカの前大統領トランプ氏がFBIに家宅捜査されたとしてニュースになりました。
FBIはある事件の書類を探すためとニュースで取り上げられています。
アメリカ前大統領トランプ氏が家宅捜索された理由と、持ち出した機密文書について深掘りしてみました。
FBIがトランプ氏の別荘へ家宅捜索を強行
FBI(アメリカ連邦捜査局)が8月8日にドナルド・トランプ前大統領の別荘に家宅捜索。
・家ではなく別荘への家宅捜索
・予告なしの家宅捜索
・別荘の金庫まで押し入った
・大勢のFBIに占拠されている
いきなりFBIがやってきたとのことで、ドナルド・トランプ氏は激怒した様子。
8日の早朝から家宅捜査が始まり、トランプ氏のオフィスや私室のクラブを重点的に捜索しています。
FBIがドナルド・トランプ氏の別荘に家宅捜索した理由①
トランプ氏は別荘で家宅捜索された理由を明らかにしませんでした。
ですが、トランプ氏は理由を知っている可能性が高いです。
トランプ氏は、FBIの捜査員がマール・ア・ラーゴに入った理由は明らかにしなかった
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ab5e3dfe85df9d9bf84f16ce9110a1684f1ee4
FBIが予告なしに家宅捜索をしなければいけなかった理由にたどりつきます。
予告なしの家宅捜索には、以下のようなものがあります。
・通報があった
・被害届が出された
・告訴・告発された
おそらく通報・告訴・告発があったのかと考えられます。
通報があったのは
・ホワイトハウス
からだと、アメリカのニュースサイトで報じられています。
また、家宅捜索は拒否できないという特徴があります。
トランプ氏はおそらく拒否されたと思いますが、強行突破されたというわけですね。
FBIがドナルド・トランプ氏の別荘に家宅捜索した理由②
FBIがトランプ氏の別荘へ家宅捜索された理由は、「トランプ氏が機密文書を勝手に持ち出したこと」だと噂されています。
米司法省もホワイトハウスもコメントを避けている
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ab5e3dfe85df9d9bf84f16ce9110a1684f1ee4
司法省もホワイトハウスもコメントを避けていて、今回のニュースの中心人物となったトランプ氏も公言していません。
では、機密文書の中身とは何か?
この機密文書、かなり重要な書類なのではという説が濃いようです。
ニューヨーク・タイムズ紙電子版は、大統領退任後に機密文書をホワイトハウスから持ち出したことと関係しているとみられると報じた。トランプ氏は「大勢のFBI捜査官に攻め込まれ、侵入されている」と訴えた。
https://nordot.app/929518360591810560
大統領の公務に関する記録は、任期満了時に国立公文書館(NARA)に引き渡して保管することが大統領記録法で定められている。
https://nordot.app/929518360591810560
トランプ氏は大統領を退任されたあとに、ホワイトハウスから機密文書を持ち出したとニューヨークタイムズでは予測されています。
機密文書の中身は、おそらくニュースサイトにあるように「大統領の公務に関する記録」でしょう。
大統領の公務の記録 (機密文書)とは
大統領の公務に関する記録は、その名の通り大統領の歴史を刻んだ文書です。
アメリカでは、その昔大統領が行った公務の歴史を様々な人の手で管理していました。
しかし、書類はまとまらず無くなってしまうこともあったそう。
それからは、大統領図書館で一括管理されるようになりました。
大統領は退任後に、図書館へ保存することが義務付けられているので、これを持ち出した場合は罰を受けることになります。
トランプ氏が公務の文書を持ち出したのは、自分が生きた証を自室に置いておきたかったのか、または別の書類なのかはわかりませんが、家宅捜査の情報について目が離せません。