OWARIさんの実質手法(リアルな設定)まとめ|環境認識・MA・天と地の山

OWARIさんの実質手法(リアルな設定)まとめ|環境認識・MA・天と地の山

しろうです!

これまで天と地の山・MAの手法と、環境認識についてご紹介してきました。

しかし、ユーザさんとしては疑問点もいくつかあったと思います。

そこで、疑問を解消するべくOWARIさんの実質的な手法、たとえば

実際にいつ環境認識して、どの通貨ペアをどうやって選んでるか、トレード時間は?

といった気になりそうなことを細かいところまでピックアップし、本記事で紹介します。

コメントが多く寄せられることが予想されるため、申し訳ありませんが この記事内でのご質問や、さらに詳しい解説のご依頼は承っておりません。ご了承ください。

コンテンツ

環境認識の方法

いつ環境認識するのか?

OWARIさんは朝6〜7時、日足が確定した直後に環境認識を行っています。


理由はシンプルで、日足はその日の基準となるローソク足だから。

確定したタイミングで見直すことで、1日の方向性を把握できます。

また、日曜日に1週間のシナリオを考えておくことも重要。

大局的な流れを事前にイメージすることで、平日の判断がスムーズになります。

監視する銘柄

  • 主要通貨ペア(その時点で 2〜5ペアに絞る
  • SGD(見るが取引頻度は少ない)
  • BTCUSD(仮想通貨)
  • 日経225 / NAS100 / US30 / US500(株価指数)
  • ゴールド(シルバーは見ない)
  • ※エキゾチック通貨(SGDを除く)は見ない

監視対象を広くしつつも、

実際の取引は強弱のはっきりした2〜5ペアに集中するのがポイント

です。

強弱の通貨ペアをえらぶのにOWARIさんが使ってるアプリはこちらです。

https://fx-labo.app/app

アプリでは4時間足をメインに、日足は補助的な役割として使われています。

ダッシュボードで見るインジケーター(日足)

  • オシレーターTF1(Lv2)
  • ABUDMI
  • ADX_DX

ダッシュボードでは日足の「オシレーター(Lv2)・DMI・ADX_DX」を中心に監視します。


オシレーターLv2は転換点を早く捉えるため、DMIは方向性の確認と利確ポイントの根拠に、ADX_DXはトレンドの勢いを把握するために使います。


この3つを組み合わせることで、日足レベルでの環境認識に厚みを持たせ、より精度の高いトレード判断が可能になります。

通貨強弱の活かし方

  • H4のトレンド方向と強弱を一致させることが重要。
    例:USD/JPYがH4で上昇トレンド中、かつ「USD強・JPY弱」なら順張りの信頼度が大幅アップ。
  • 注意点:
    • 強弱は順張り専用で、逆張りには使わない。
    • 指標前後は一時的に数値が極端になりやすくノイズが多い。
    • 強弱だけで入らず、必ずH4のトレンドやM15のパターンと組み合わせる。

MAの使い方

OWARIさんは、MAを「補助的な役割」として活用しています。


なぜなら、MAは多くのトレーダーが見ているため、相場の意識されやすいポイントになるからです。

  • EMA50:トレンドが強いときにレジスタンスやサポートとして機能しやすい。
  • SMA200:大きな節目の判断に役立ち、環境認識で有効。

「MA単体で売買する」というより、環境認識の裏付けとして使うのが実際の使い方です。



エントリーと利確・損切り

エントリー方法

  • 基本はラインタッチ
  • TF1 Lv2の色転換もエントリートリガーに
  • DMIの色転換も活用

OWARIさん曰く、DMI色転換エントリーDMI色転換決済は利幅が大きくとれるとのことです。

利確方法

OWARIさんは複数のパターンを状況によって使い分けられています。

  • プライスアクション
  • TF1の色転換(Lv1 / Lv2)
  • オシレーターDXの収縮
  • DMIの色転換
  • バンドタッチ
  • ライン利確
  • トレーリングストップ

損切り方法

  • プライスアクション
  • 直近高安値
  • TF1(Lv2)
  • オシレーターDXの収縮 or クロス

リスクリワード

  • 直近高安値までの距離を基準にリスクリワードを測る。

トレード時間帯と稼働ルール

  • トレード開始はロンドン時間から。
  • 裁量トレードは24:00まで。
  • 金曜日と月末はリスク管理のため取引しない。

理由

  • ロンドン時間は最も流動性が高く、値動きが出やすい。
  • 深夜帯は集中力が切れやすく、翌日への悪影響もあるため区切りをつける。
  • 金曜や月末はポジション調整で値動きが荒くなるため、避けるのが賢明。

EA・自動化について

  • OWARIさんは単ポジの自作EAをメインに運用。
  • 精度を高めるために裁量での確認も行うが、人の目だけでは全てを見切れないため、半裁量+EAのハイブリッド運用が効率的。

さいごに

以上、OWARIさんの実質トレードの手法紹介でした。

OWARIさんのトレードは細かいところまで見ると多面性があるように見えますが迷いがなく、一貫性のあるトレードをされているのがわかります。

今回惜しげもなくすべて教えてくださって本当に感謝しております。

OWARIさんの実質的なやり方については、すべて吸収しようとするのではなく、

ご自身に必要かどうかで判断し、必要な情報のみインプットする

のが良いでしょう。

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この記事を書いた人

知楼(しろう)
(FX歴3年/天と地インジケーター公認トレーダー)

2020年にFXをスタート。

EAでゴールド運用に成功するも、口座破綻を経験。

その後、裁量トレードと基本からコツコツ学びなおし、「天と地インジケーター」に出会いました。

今はあぶさん公認の“講師”として、ブログでリアルなトレード記録や検証をシェアしています。

読者さんといっしょに成長するスタイルを大事にしています。

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