しろうです!
FXをしていると「金曜日や月末は荒れやすい」と耳にすることがあります。
実際、
- チャートが大きく上下したり
- 思わぬタイミングで反転
することもありますよね。
僕もゴールドEAを稼働していたときは「金曜日は稼働しない」という方も多く、実際金曜にトレードすると負ける傾向も強いと感じていました。
以前OWARIさんとお話させていただいたときも「金曜日と週末は荒れるためにトレードしない」としっかりとしたルール作りを徹底されていました。

今回は、理由「金曜・月末に相場が荒れる理由」をシンプルにまとめてみました。
1.ポジション解消が集中する

調べてみるとやはり金曜日・週末を前に、トレーダーやファンドがリスクを減らすためにポジションを決済します。
特に
大口の取引を行う「機関投資家」たちが手仕舞いを始めると、売り・買いが一方向に偏りやすくなります。
これが短時間で相場を大きく動かす原因のひとつです。

たしかに土日を挟むのでポジション整理したくなるのは一般トレーダーも同じですね
2.流動性が下がり、値動きが荒くなる


金曜日や月末は、
- ポジション整理
- 手仕舞い
により参加者が少なくなり注文が薄くなります。
この状態では、少しの注文でも価格が大きく動くようになります。
たとえば
通常なら100件の注文で支えられている価格帯が、10件しかないとどうでしょう?
そこに大口注文が入ると、一気に値が飛びます。



1億の注文があると普段は少し動くけど、金曜や月末は大きく影響される感じだね
これが“薄商いで荒れる”仕組みです。
3.機関投資家によるリバランス(調整売買)
月末や期末には、
- 銀行
- 保険会社
- 年金基金
などの機関投資家がポートフォリオを調整します。
(たとえば「ドルを売ってユーロを買い戻す」「株を減らして債券を増やす」など。)



そういえば、輸入が多い大企業は円売りしかしないって聞いたことがある
円を売って下がれば利益になるし、上がっても輸入品が安くなるから損にはならないと
こうした大きな資金の動きが、通常とは違う値動きを生むことがあります。
4.週末リスクを避ける動き


土日に突発的なニュースが出ると、週明けの相場が大きく動くことがあります。
そのリスクを避けるために、金曜の後半はやはりポジションを閉じる動きが活発になります。
その結果、値が荒れたり、思わぬ反転が起こることもあります。
まとめ
金曜日・月末は――
- ポジション解消が集中
- 流動性が低下
- 機関投資家のリバランス
- 週末リスク回避
これらが重なることで、相場が荒れやすくなるのです。
トレードでは「金曜だからやらない」「月末はロットを落とす」といった判断も立派なリスク管理。
相場の“動きやすいタイミング”を知っておくことで、無駄な負けを防げるようになります。
個人的には、金曜日のロンドン時間以降は確かに荒れやすいかなと思います。
11月7日の金曜日は特によくわからない相場になっていました。(もちろん天と地のインジケーターで条件が揃わないことが多かったのでノーエントリーが多かったですが)
環境認識も、エントリー条件もきちんと揃っていればエントリーできるかも知れませんが、あえて早めに手仕舞いするのも一つの手だと感じました。

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