個人向け国債ゆうちょキャンペーンについて徹底解説!メリットや購入方法も

個人向け国債ゆうちょキャンペーンについて徹底解説!メリットや購入方法も

資産運用の1つに個人向け国債の購入があります。

どこでどのように購入できるのでしょうか。

また、お得なキャンペーンがあるのでしょうか。

1番身近なゆうちょ銀行での例をあげてみました。

この記事でわかること
  • 個人向け国債ゆうちょキャンペーンについて
  • 個人向け国債ゆうちょキャンペーンの購入方法
コンテンツ

「国債」「個人向け国債」を解説!

子どもに国債って何と聞かれて、何のことか説明できますか?

時々ニュースでも聞きますが、身近な人と国債について話したことがありますでしょうか。

実は知らない人が多いんです。

国債とは

債券は、国、企業、団体などが、不特定多数の人から資金を借り入れるために発行する有価証券のことです。

一種の借用証書です。

そして、国が発行する債券が国債。

国債を購入=国にお金を貸すということになるんです。

国債には、2つあります。

  1. 利付国債
  2. 個人向け国債

利付国債は、購入金額が5万円単位とちょっとハードルが高いので、気軽に資産運用できる個人向け国債を紹介していきます。

個人向け国債は3タイプあります。

変動金利型10年満期(変動10)固定金利型5年満期(固定5)固定金利型3年満期(固定3)

金利比較はこちら

引用:http://yokinkinri.blog98.fc2.com/blog-entry-5464.html

個人向け国債を購入するメリット

金利が年0.05%の最低保証元本割れしない国内のあらゆる金融機関より信頼は高い中途解約でも元本割れはない(1年超の場合)年に12回発行なので、資産運用しやすい中途換金が1万円から可能なので急な出費にも対応できます。

ここで、金利の計算が苦手な方のために

1年で0.05%最低保証ということは、100万円で年間500円の金利が保証されるということです。

計算の仕方は、1000000(100万円)×0.05%

10万円だと、50円。

1万円だと、5円…

日本は本当に金利が低いですね。

ちなみに普通預金の金利は、0.001%

100万円で年間10円の金利です…

元本割れについても解説しておきます。

元本割れについて

元本とは国債の場合、購入した代金。

1万円分を購入したら、1万円は保証されているということです。

元本割れしない=リスクが少ないと考えていいでしょう。

中途解約、中途換金とは何か。

国債は、短くて3年、長くて10年です。

満了期間、つまり満期がかなり先。

国債ではこの満期のことを償還日と呼びます。

国債の場合、途中でお金が必要になった場合、中途解約をして全額換金するか中途換金として一部を換金するかが選べます。

そして、購入後1年経っていれば、元本は割れない。

換金は1万円から可能という点が国債のメリットですね。

ゆうちょ国債の購入方法

国債の購入は、ゆうちょ、銀行、証券会社で取り扱いがありますが、最近はインターネットでも購入可能です。

銀行支店数で言うと、ゆうちょ銀行がダントツでトップなんです。

順位金融機関名2021年10月(店舗数)
1位ゆうちょ銀行50,788
2位セブン銀行23,908
3位JAバンク16,634
引用:https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-bank2021

コンビニのセブン銀行よりもゆうちょ銀行の方が支店が多い。

全国どこにでもあるゆうちょでの国債購入がオススメ。

購入方法を次に見ていきます。

ゆうちょ銀行での購入には国債等振替口座の開設が必要です。

また、ゆうちょの通常預金の口座から引き落としという形でのみ購入可能で、現金購入はできません。

ゆうちょ銀行の口座を持っていない人はあらかじめ通常預金口座を開く必要があります。

国債等振替口座の開設方法

普通預金通帳
手数料:213円(国債を口座開設と同時に購入する場合は無料)
本人確認書類:免許証や健康保険証など
マイナンバー(個人番号)
印鑑

基本的に一般の銀行口座開設と同じように準備が必要ですね。

窓口では、以下の3種類に記入が必要です。

国債募集申込書
顧客カード
国債等募集時確認票

それぞれの書類に、住所、生年月日、氏名などを書き、印鑑も数か所押すので結構時間がかかるそうです。

郵便局の窓口では国債購入は時間の余裕が必要だね

個人向け国債ゆうちょキャンペーンについて

キャンペーンと聞くとお得なイメージがありますが、実際どうなのでしょうか。

ちなみに、2023年2月現在、ゆうちょでは国債キャンペーンは開催されていません。

参考までに、他の金融機関のキャンペーンを比較してみましょう。

これは、固定3の比較です。3年で、3円…

100万円でも500円…

固定3
金融機関購入額
10万円100万円1,000万円
SBI証券500円5,000円
楽天証券3円33円333円
SMBC日興証券
大和証券
野村證券
みずほ証券
リテラ・クレア証券
ゆたか証券500円8,000円
ゆうちょ銀行

固定5も参考に

金融機関購入額
10万円100万円1,000万円
SBI証券700円7,000円
楽天証券3円33円333円
SMBC日興証券
大和証券1,000円11,000円
野村證券1,000円11,000円
みずほ証券1,000円11,000円
リテラ・クレア証券
ゆたか証券500円11,000円
ゆうちょ銀行

10万円では3円

100万を超えるとやっといくらかのキャッシュバックです。

ちなみに、金融機関によって、発行条件が異なることはありませんが、募集期間が違います。

そして、キャッシュバックの有り無しがあります。

どの様な工程で購入すればいいか?

もう一度書きますが、ゆうちょでは国債キャンペーンはありません。

参考までに、ゆうちょのキャンペーンページですが、国債キャンペーンはありません。

こちらはゆうちょの国債購入募集のページですが、こちらにもキャンペーン記載はありません。

あったとしても、表で見た通り、かなりの債権を購入しても微々たるものです。

国債購入時に、国債キャンペーンにこだわる必要はなさそうです。

ゆうちょ個人向け国債|購入時の注意点

注意点は以下の通りです。

購入時の注意点
  1. 現金での購入はできない
  2. 国債はすべて振替国債、つまりペーパーレスとして取り扱われる
  3. 国債は、預金保険制度の対象外
  4. クーリングオフ制度はないので申し込んだらキャンセル不可
  5. 1年間は中途換金不可
  6. 中途換金は申し込んでから通常3営業日目以降
  7. 利払日次の4営業日〜前営業日までは換金不可

①現金での購入はできない

通常預金からの引き落としという形でのみ購入可能です。

換金の場合も通常預金への預け入れという形になります。

②国債はすべて振替国債、つまりペーパーレスとして取り扱われ

国債証券での発行は行われないとのこと。

保有額は取引残高報告書や通帳等で確認することができます。

国債等振替口座の記載事項証明の請求は1通1,100円です。

③国債は、預金保険制度の対象外

国が破綻しない限りは大丈夫です。

④クーリングオフ制度はないので申し込んだらキャンセル不可

⑤1年間は中途換金不可

ここでいう1年間は、2回の利息を受け取るまでです。

⑥中途換金は申し込んでから通常3営業日目以降

営業日とはゆうちょの営業している日のみを数えます。

例えば、木曜日に申し込んだとしたら、土日を除くので、火曜日以降となります。

中途換金シュミレーションは財務省のホームページのこちらのページからできます。

https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/simu/realization/index.htm

⑦利払日次の4営業日〜前営業日までは換金不可

ちなみに、国債は、国が発行するものなので、財務省からも詳しい情報が出ています。

こちらが財務省の国債に関するページです。

https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/

個人向け国債の公式キャラクターがわかりやすく説明しているyoutubeもあります。

まとめ

個人向け国債のゆうちょキャンペーンはありませんでした。

それでも個人向け国債は低リスクで気軽にできる資産運用だと理解してもらえてならば嬉しいです 

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