しろうです!
今回も環境認識の検証してみました。
検証2日目です。
環境認識のやりかたについては以下の記事をどうぞ。

【環境認識・検証】7月31日分・天と地のオシメーターDXとヒストグラムDX2で検証
2日目は1日目とうってかわって、結果は逆のローソク足がほとんどでした。
結果

結果が同方向のローソク足 〇 逆のローソク足 ×
Sはショート Lはロング
逆のローソク足でも、たとえばローソク足がハンマーのような形だと押し目買い・戻り売りのチャンスがありますが、今回は
逆のローソク足かつ逆の大陰線・大陽線
も目立ちます。
逆の大陰線・大陽線を検証してみます。
今回はクロス円で、逆の大陰線・大陽線が目立っていますね。
ざっとみていきましょう。
- 左赤ライン 31日のはじまり
- 中央赤ライン ロンドン時間開始 (日本時間16時)
- 右赤ライン 31日の終わり




ほかにもクロス円のチャートがありますが、すべて同じ形でした。
水平線では直近のレジスタンスゾーンがサポートラインに変わったようにも見えます。
環境認識では、多数決で答えが出るときがあります。
たとえば今回はドル円だけロング目線(今回の環境認識の方法)でした。
しかし、ほかのクロス円はすべてショート目線なので、こうゆうときは
があります。
しかし、今回はすべてロングという結果に。
円売りの傾向がかなり強かったみたいですね。
考えられるのは、
政策金利で金利が予想・前回・今回が0.5%
と変わらないままだったということ。

(海外勢)円は変わらないか・・じゃあ、売って他の通貨を買い、金利をいただこう
という心理がロンドン勢に働いたのが原因です。
円を売って、他の通貨買ったほうがスワップ(金利)も発生するし、キャリートレードが成功しやすいというわけですね。
以下は金利の参考値です。
🌍 各国の政策金利(2025年7月時点)
通貨 | 中央銀行 | 政策金利(目安) | 情報ソース |
---|---|---|---|
日本円(JPY) | 日本銀行(BoJ) | 0.50% 固定(据え置き) | [Reuters報道] rbnz.govt.nz+15Reuters+15CFI – Empower Yourself+15 |
米ドル(USD) | 米連邦準備制度理事会(FRB) | 4.25~4.50% 固定 | [FOMC声明・報道] 連邦準備制度理事会ReutersReuters |
ユーロ(EUR) | 欧州中央銀行(ECB) | 2.00%(主要レート)据え置き | [ECB公式発表・報道] European Central BankReuters |
英ポンド(GBP) | イングランド銀行(BoE) | 4.25% 据え置き | [BoE決定と報道] Quick MortgagesReuters |
豪ドル(AUD) | オーストラリア準備銀行(RBA) | 3.85% 据え置き | [RBA公式/Reuters報道] ABCtradingeconomics.com |
NZドル(NZD) | ニュージーランド準備銀行(RBNZ) | 3.25% 据え置き | [RBNZ公式/報道] rbnz.govt.nzReuters |
下手すると金利は10倍近くも違うんですね・・・あいかわらず日本の金利は低すぎです。
さいごに
ロンドン時間では、トレンドが変わりやすいので注意!ということと各国で政策金利がある日はあえてトレードを控えるのも一つの手ですね。
基本的にはチャートは環境認識通りに動きますが、いろんな要因
- ロンドン時間以降
- 経済指標
- ニュース
- 戦争
で、逆の方向へ行くこともあるので、環境認識をやっても意味がなくなるケースもあります。
無理にエントリーせず、エントリーせざるを得ない状況でエントリーするのが個人的に鉄板だと思うので、こういう時は控えるのが一番ですね。
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