こんにちは!しろうです。
30名のユーザさんから100件ものメッセージのやりとりをしているうちに
環境認識が難しい
という声がやはり多く、今回の記事では
環境認識に対する考え方・対処方法
について、僕自身がわかっていること共有します。
環境認識について
環境認識については、
上位足がどちらに向かうのか?
投資家達が、どの方向を見ているのか?
が重要となります。
つまり、大体の方向感を見るのが環境認識だと思います。
実は、サポートしてきたなかで天と地のインジケーターのユーザさんの環境認識は、大体の人は合っています。
ただ、
どっちか微妙なときでもエントリーする
という傾向が結構多い印象もあります。
もし、天と地のインジケーターで方向感がわからなければ、それは
投資家や一般トレーダーも方向感がわからない
ので、
- きちんと方向が出るまで待つ
- 一旦目線をリセットしてスルー
しましょう。

わかりやすいところだけエントリーしていく
これだけで十分です
環境認識のわからない時の対処法


天と地のインジケーターの取扱説明書とおりに環境認識するのがどうしても難しい場合は、視野を広げてもっとシンプルに考えても良いように思えます。
対処法①
天と地のインジケーターの場合は、
ヒストグラムDX2ver2 上下一致
で大体の環境認識が合っているので、これだけで済ませるという方法もあります。
日足 チャート


いちばん下がヒストグラムDX2ver2のインジケーターです。(別記事から拾ってきた画像なので、縦線は意味がありません)
両方色が揃っているときに環境認識がクリアしやすいという特徴があります。



ただ、できるだけ確定したヒストグラムDX2ver2を参考にしましょう
リアルタイムでは色が変わってしまうこともあります。
対処法② ヒストグラムDX
ヒストグラムDXは、天と地のインジケーター単体に付属されていた
オシレーターDXの状態をヒストグラム化したもの
で、一つ上位足につけて売り・買いゾーンを識別するためのものです。
こちらのインジケーター、実は数値を変更できます。
- 数値とは?
-
オシレーターDXにはクロス時の色があり、この範囲を広げたり狭めたりできる
数値をデフォルトの0.03から0.15にしてみましょう。
すると、オシレーターDXのクロス直前~直後までの範囲が5倍ひろがり、さらに信頼度があがりやすいということになります。




デフォルトの0.03と比べると0.15のほうが黄色が多いですね。
黄色はいわばレンジの状態です。
つまり、レンジ範囲をひろげることにより、トレンドが出ているときのみ青・赤がでやすい仕組みにしたということです。



ヒストグラムDX2ver2の上下一致を、さらにつきつめた感じですね
今回は0.15ですが、もっと「トレンドが出てる時のみ」にしたい方は、0.3もオススメです。
是非、ご自身で設定値をかえてみてくださいね。
もっと言語化してわかりやすくいうと・・・
オシレーターの2本の線が狭くなったら、早い段階でレンジと判断
クロスしたあとトレンドの方向感がしっかり出ているときに青・赤を表示
何度もクロスするような場合、レンジとして表示される
対処法 番外編
ほか、MT4にデフォルトで入っているインジケーターとしてRSIがあります。
日足のチャートでRSIを5で設定
して環境認識する方法です。
MT4にデフォルトで入っているRSIと、RSIヒストグラムを入れるとこんな感じです。


青い線がデフォルトのRSIで、下のヒストグラムがRSIのヒストグラムです。
RSIはレベルが0~100まであり、
日足の環境認識として
0~50=売り優勢 50~100=買い優勢
としてみます。
一応、個人的なしらべではぴったり60%程度あっています。
赤いゾーンでは売り、緑のゾーンでは買いです。もしよかったら参考にしてみてくださいね。
注意点・コツとしては、天と地のインジケーターのように確定したインジケーターを見るのもいいですが、
リアルタイムで追従することも必要
になってきます。
なのでたとえば、朝・昼・15時・夜といった風に空いた時間でチェックできれば最適かなと思います。
また、ヒストグラムでは0~100までのあいだで、たとえば
40~60はグレー(レンジとして認識)として表示させて、色が点灯しているときその方向でエントリーを狙う
といった方法もオススメです。




いずれにしてもリアルタイムで数値をみていくことが大事です。
朝、どうしても忙しいときはこれでパッとみて環境認識し、ロットを低めにして運用することもあります。
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