こんにちは!知楼(しろう)です。
天と地のインジケーターは
インジ任せにできるくらい強力なツール
として知られていますね。
Xでのポストでもpipsを獲得してる人が多いのも事実です。

インジで根拠が合っていたら、それだけで本当にエントリーしてるの?



インジを使うときに気を付けていることがあったら知りたい!
と、悩んでる人の為に実際に天と地のインジケーターユーザのぼくが
- 天と地のインジケーターで使うFXの基本
- 天と地のインジケーターでトレードするときに気を付けていること
をご紹介します!
結論から言うと、
天と地のインジケーターの根拠が取扱説明書通りであっていればエントリーしてOK
です。
FXの基本は
- エントリー前
- エントリーした後のTP/SLの調整
に使うことが多いです。
天と地のインジケーターで使うFXの基本6選


天と地のインジケーターで使うFXの基本6選は以下のとおりです。
- 抵抗線と支持線
- チャートパターン
- ラウンドナンバー
- プライスアクション
- ダウ理論
- 経済指標
エントリー前に経済指標を見て、エントリー後に1~5をチェック
するパターンが多いです。
ひとつずつ深掘りしていきましょう。
①抵抗線と支持線
抵抗線(レジスタンスライン)と支持線(サポートライン)のことですね。
天と地のインジケーターを見てから支持線や抵抗線をパッと見て、たとえば
すぐ下に強い支持線があったときはショートを一旦ひかえる
といった工夫をしています。
EURAUD 1時間足


このチャートの状態は、ローソク足でみるとロング向きです。
- 直近の分かりやすい安値や高値にラインをひく
- 抵抗線を超えたので支持線になると考える
- 支持線になってロングと予想
しかし、天と地のインジケーターでは、
オシレーターDXがキレイな下降クロスしかけ
の状態で、ショートを狙う形になります。
ローソク足はロング向きなのに、天と地のインジケーターではショートを狙う形
になっている場合は一旦見送るという手段をとります。
あるいは、
- オシレーターDXがクロスしたらショートを狙う
- ローソク足が支持線を実線で下回ったらショートを狙う
といった方法をとります。
②チャートパターン
基本的なチャートパターンをおぼえておくと天と地のインジケーターのエントリーの役に立ちます。(僕の場合です)
- トレンドライン
- ダブルトップとダブルボトム
- ヘッド・アンド・ショルダー(ヘッドアンドショルダー) 別名3尊
- トライアングルパターン(対称三角形・上昇三角形・下降三角形)
- フラッグ
実際のチャートでトライアングルパターンがあったのでご紹介します。
2024年11月8日金曜日 AUDCHF1時間足


ヒゲと実線でゾーンをつくったトライアングルパターンです。
紫の縦線は、FUTURE GCDC SIGN of DXサインを利用した手法で、FUTURE GCDCサインが出たところです。
- トライアングルの最後(このパターンは下にいくことが多い)
- サインがショート狙い(下降クロスからの同方向サイン)
ショートと捉えましたが、念のためきちんとゾーンを抜けてからショートを打ちます。
紫の縦線から5本目でしっかり実線で抜けたことを確認したのでショート→次の点で利確しました。
もうひとつ見ておきましょう。
フラッグパターンです。
GBPCHF 1時間足


紫の縦線がオシレーターDXのFUTURE GCDCサインです。
チャートを見ると
上昇フラッグから抜けて下降しかけの状態
でした。
人によってはトップのところが3尊にも見えるし、ダブルトップにも見えるし、さきほどのトライアングルパターンにも見えますね。
僕は3尊に見えていて、直近のネックラインにラインを引きました。(赤い線)
念の為、広げてチャートを見ておきます。
すると、直近の高値のラインでもあったことがわかりました。


つまり、
- 直近の高値である赤いライン(抵抗線)を上抜けして、そこから実線で下抜けし、下降へ
- フラッグ否定からのネックライン実線下抜け
の2つがローソク足でショートの根拠となっています。
天と地のインジケーターでは、FUTURE GCDCのサインや他の根拠もあわせてみてショート向きだったので、ショートを打ちました。
③ラウンドナンバー
次にラウンドナンバーです。
レジサポラインやチャートパターンとはちがって、考え方は超シンプル。
たとえば、天と地のインジケーターで強力なショートサインが出ていて根拠が合っていても、
100.30 あたり でショートを打つのか?
100.00はとても意識されやすいラウンドナンバーなので、反発を考えるのが普通です。
AUDJPY 1時間足


たとえばAUDJPY1H足の場合、100.30あたりでオシレーターの下向き全方向が出ていました。



ぼくはここで失敗しました
ラインから点までの利確を狙ったのですが…..
しかし、100.01で反発し、上昇する結果に。察しのとおり損切りしました。
天と地のインジケーターとして根拠がうすい場合は特に、ラウンドナンバーを意識した方がいいでしょう
僕は天と地のインジケーターでサインがあったとしても、
99.99を実線で下抜けし抵抗線になっていることをきちんと確認したうえでショートを狙う
など工夫するようになりました。
④プライスアクション
プライスアクションは
さまざまな手法の複合的な意味合い
になりますがここではローソク足の値動きのこととして捉えてくださればと思います。
ぼくが見ているプライスアクション(ローソク足の値動き)
- ヒゲが多いときは弱気、ヒゲが少ないときは強気の相場
- ヒゲで一旦レジサポを抜けて戻った→また抜けることもあり得るかも


弱気の相場ではレンジになりやすく(青枠の次)、強くの相場ではトレンドになりやすいので注視しています。
強気なら利確EA(点やライン)を入れて、弱気なら10pips~20pipsのところで利確を設定するなど工夫しています
⑤ダウ理論
次にダウ理論です。
おぼえておくと特に
天と地のインジケーターのラインリバース
で役立ちます。
天と地のインジケーターでライン付近からの
- オシレーターTF2への順張り
を環境認識をしたうえでエントリーをするものです。
環境認識なしのTF2への順張りだけで2か月分を検証した記事も参考にどうぞ。
環境認識なしの勝率は65%!





ダウ理論が否定されたらエントリーしない
これだけでやってます


ラインの基準をスイングハイロー(ローソク足前後6本でいちばんの高値・安値)で決めて、ラインを引きます。
高値・安値を更新していくのがダウ理論
ですが、オレンジの上の線では高値を更新しませんでしたね。
ここで一旦ロングを狙うのはやめます。
静観しオレンジの下の線が出て、まだポジションを持っているのであれば
- 損切り・建値撤退
をいれます。
ラインより下に来てしまったら一旦ショート狙いで、という見方をします。
⑥経済指標
最後に経済指標です。
ぼくが良くみるのは
織り込みが入っているかどうか
です。
経済指標 2024年11月8日金曜日 カナダの雇用統計


ぼくがCADCHF1時間足でエントリーしたのは指標前で、昼12時すぎ。
経済指標ではカナダの雇用統計が前より予想が悪かったことが、すでにチャートに反映されていました。(紫の縦線)


経済指標の予想が悪いことでチャートも下落。
したことが考えられますね。
- トライアングルチャートパターン(ショート)
- 天と地のインジケーターFUTUREサイン(ショート)
- 経済指標の予想が悪い(CAD売られて下落)
以上の根拠があったので、かなり強気でショートを打てました。
この日は経済指標の発表後、チャートが上昇し元に戻った
失業率が変わらないので、チャートが元に戻ったことが考えらます。


まとめ


以上天と地のインジケーターでよく使ってるFXの基本6選をご紹介しました。
なかでも、
- 抵抗線や支持線
- チャートパターン
- ラウンドナンバー
- ダウ理論 (リバース時のみ)
- 経済指標
は、カンタンにチェックしています。
僕のやり方です
エントリー前は経済指標を見て、エントリー後は①~④を見て利幅や損切りを調整するパターンが多いです
天と地のインジケーターの根拠が取扱説明書とおり、すべて合っている場合は問答無用にエントリーします
天と地のインジケーターは根拠が合えば勝率が高く、
ことが実証(データあり)されているので、天と地のインジケーターだけでトレードするのも全然ありかと思います。
ぼくなりのやり方ですが、ユーザさんの参考になれば幸いです。
よかったらコメントもしてみてくださいね!
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