アンガールズ田中の母親はガンで亡くなっていた!いつ?人物像も紹介

アンガールズ田中の母親はガンで亡くなっていた!いつ?人物像も紹介

お笑い芸人アンガールズ田中卓志さんの母親、田中三枝子さんが亡くなっていました。


母・田中三枝子さんがバラエティー番組に出演し、おどける姿は記憶に新しいです。

アンガールズ田中さんの母はいつ、どんな原因で亡くなっていたの?




今回はアンガールズ田中さんの母親、田中三枝子さんご逝去について調べていきたいと思います。

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アンガールズ田中さんの母は亡くなっていた


アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんが亡くなっていました。


享年69歳でした。

先ほどから、「亡くなっていた」という表現をしていますが、理由があります。



「亡くなっていた」過去形の意味




アンガールズ田中さんは母・田中三枝子さんが亡くなったことを公表していませんでした。


ある日突然、テレビ番組の中で打ち明けたのです。




芸事だけではなく、お人柄やキャラクターで人気を博しているアンガールズ田中さん。


近年の人気は目覚ましく、テレビにラジオに引っ張りだこです。


2022年にはフジテレビで「呼び出し先生タナカ」という冠番組を持つ快挙を成し遂げました。


順風満帆に見えたアンガールズ田中さんに、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」にて密着取材が行われることに。



2022年の9月に放送された取材の中で、冠番組が始まったことをご両親も喜んでいますか?



という質問がありました。


するとアンガールズ田中さんは母・田中三枝子さんが1年も前に亡くなっていたことを明かしたのです。


「言ってなかったんですけど、1年前に亡くなっていて…。 ちょっと、すぐ言わなかったんですけど」



質問をしたスタッフ、カメラマンさんはさぞかし驚かれたでしょう。

どうして公表しなかったんだろう…



1年間公表してこなかった理由を、アンガールズ田中さんは次のように述べています。

「亡くなった直後に言うことで、気持ちがズンってなっちゃうんで。 バラエティーで仕事をする以上は、気持ちが沈むとなかなか仕事にならなくて。 それで、気持ちの整理がつかないと言えないなって。」



お笑い芸人として仕事をする以上、暗くなるわけにはいかない。


芸人としてのプロ意識と、直視したくない現実が、母の死を口にすることを拒んでいたのでした。


思えば過酷な職業ですね。



人を笑わせ楽しませることを生業としている以上、自分が沈んで笑顔を見せられないなんてことはあってはならないのです。


そして母・田中三枝子さんが亡くなったことを公表しなかった理由としてもう1点。

「一般人だから言う必要も無いと思った。」


ごもっともな理由です。

しかし、亡くなった後も母田中三枝子さんへのTV出演のオファーは続いていたとのこと。


公表すべきか悩んだことは想像に難くないですね。



アンガールズ田中さんの母はどんな人だった?




一般人なのに逝去が取り沙汰される、アンガールズ田中さんの母・三枝子さんはどんな方だったのでしょうか?

  • 看護師をしながら子供3人を育てた
  • 明るくてパワフル
  • テレビに度々出演


アンガールズ田中さんは3兄弟の次男です。

夜勤がある看護師の仕事をしながら男の子3人を育てあげる。

生半可なことではありません。

田中三枝子さんは度々テレビに出演していました。

「踊るさんま御殿」「水曜日のダウンタウン」「はねるのとびら」など名のある番組にも多数出演


息子であるアンガールズ田中さんのことをいじるような発言や芸人のような振る舞いで番組を盛り上げていました。


全ては息子であるアンガールズ田中さんの仕事につなげるためだったことは明白です。


しかしお笑い芸人の仕事に理解があり、息子を応援しているように見えたアンガールズ田中の母・田中三枝子さん。


初めはアンガールズ田中さんが芸人になることに反対していた


アンガールズ田中さんは広島大学卒業後、お笑い芸人になるために上京。


家族には東京の大学院に通うと嘘をついていました。


2年が経過したある日、母・田中三枝子さんは突然アンガールズ田中さんに会いに上京します。


連絡が取れないアンガールズ田中さんの身を案じ、様子を見に来たのです。


電話で就職や近況を聞いてくる母・田中三枝子さんの電話を無視していたとのこと。


結局、母・田中三枝子さんに隠し通すことができず、お笑い芸人をやっていることを打ち明けます。


なんとか理解してもらおうと、ライブにも呼ばれていて順調なことをアピール。


すると母・田中三枝子さんは、


「どうしてえ?それがどうなるんね?」


そう言って膝から崩れ落ち、実家に帰って来てほしいと涙したそうです。


その後しばらくはアンガールズ田中さんがお笑い芸人になることに賛同することもありませんでした。


近所にもアンガールズ田中さんがお笑い芸人をやっていることは秘密にしていたほどです。


それでも息子のためにとTVに出演し番組を盛り上げてきたのです。


アンガールズ田中さんはテレビの密着取材時、母・田中三枝子さんのことを次のように評しました。


周りを楽しませるサービス精神の固まり


素晴らしいお人柄だったのですね。


アンガールズ田中さんも、母・田中三枝子さんの遺伝子こそが、お笑い芸人を目指させたのかもしれません。


アンガールズ田中さんの母が亡くなったのはいつ?




アンガールズ田中さんの母・三枝子さんが亡くなったのは2021年5月のことでした。


一体、どうしてでしょう……。

69歳という早すぎるご逝去に、世間は悲しみに包まれました。



アンガールズ田中さんの母が亡くなった原因


アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんが亡くなった理由は病気でした。

原因は神経内分泌性の「癌(がん)」

希少と言われる「癌(がん)」で、治療法は確立されていないとのことです。


病気が発覚した際、宣告されたのは余命1年。


どれほど辛く、恐ろしかったでしょう。

家族や友人との別れ。

「悲しい」「怖い」といった言葉では言い表せられない苦しみに違いありません。


経験した人でないとわからない苦悩のはずなのに、想像しただけで胸が苦しくなります。


しかし、アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんは、

延命治療はしないことを選択


理由は、もう十分生きたから。

看護師という職業柄、死について考える機会が多かったのかもしれません。


しかし当時まだ69歳。

厚生労働省の発表では、日本人女性の平均寿命は令和3年で約88歳です。


延命治療をしないと決断ができたのは、全力で後悔が無いように生きてきたからではないでしょうか。

母が亡くなったときのアンガールズ田中の反応



アンガールズ田中さんは、2021年2月に母・田中三枝子さんから余命1年の報を受けました。

電話にて、本人から連絡があったそうです。


お母さん子だったと自認するアンガールズ田中さん。

どのように母・田中三枝子さんの死を受け止めたのでしょうか。

言えなかった「ありがとう」



アンガールズ田中さんは、母・田中三枝子さんが生きている間に「ありがとう」を伝えられなかったそうです。


理由は、

「ありがとう」と言ったら死んでしまうみたいだから。


確かに、考えさせられますね。

死んでほしくはないし、死んでしまうことを信じたくもないはずです。


「ありがとう」と伝えてしまったらお別れを言っているみたいで嫌だ、と感じたのでしょう。


しかし、お母様に「ありがとう」は伝わっているのではないでしょうか。


お母様もきっと、「ありがとう」と伝えたかったはずですから。

余命についてもっと感じていれば良かった



アンガールズ田中さんは母・田中三枝子さんから病気を知らされても、会いに行くことができませんでした。

新型コロナウイルスが蔓延していたからです。

当時はちょうど緊急事態宣言下。


お笑い芸人という仕事柄、人と接する機会も多く、その分新型コロナウイルス感染のリスクは高いでしょう。


そんな中で高齢者、ましてや重病人に会いに行くことなどできるはずがありません。


母・田中三枝子さんからも会いに来るなと言われていたそうです。


ただ母・田中三枝子さんの場合、新型コロナウイルスのことよりも、息子の仕事の邪魔をしたくなかったのでしょう。


アンガールズ田中さんは母に会いに行けない間どうしていたのでしょうか。

電話でやり取りをしたり、国立がん研究センターに治療法の相談をしたりと、自分にできることをしていた


ところが余命宣告をされた2021年2月からたった3か月後の5月10日。


兄からの電話で母・三枝子さんが倒れたと知らされました。


アンガールズ田中さんは、次の日に広島に帰ることを伝えます。


しかし2時間後に母・田中三枝子さんは帰らぬ人となったのです。


「余命1年っていったら、本当に1年あるような気がしちゃう。 そうじゃないっていうことを、もっと感じていれば良かった。」


アンガールズ田中さんはこのように言っていました。

帰省後、母・三枝子さんの顔を見て、ようやく死を実感。

もうちょっと何かしてあげられなかったかと後悔の念が押し寄せたそうです。

コロナを恨んだ、とも語ったアンガールズ田中さんでした。


しかし現実には他にできることは、もう無かったようにも思えます。


何かしてあげたかったと思う気持ちは十分伝わっていたはずです。


アンガールズ田中さんの心が優しいことは、母・田中三枝子さんが誰よりも知っていたからです。

アンガールズ田中さんと母の親子愛


母親想いとして知られるアンガールズ田中さん。

お二人のエピソードを3点ご紹介します。


手作り弁当事件


お笑い芸人の母親が昔の通りお弁当を作るという企画。


アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんが作った弁当は、冷凍食品が入っていることで酷評される結果になりました。

今では、冷凍食品も普通のことだと思うのですが、時代なのでしょう。


しかしそこで田中さんが声を荒げ擁護。


看護師で忙しい中作ってくれたんだから冷凍食品だって入る。それを簡単に否定するんじゃねえよ。

そして旨い旨いと、お弁当を頬張るアンガールズ田中さん。

母・田中三枝子さんは涙を流していました。

この件で、田中さんの株は大いに上がりました。

田中さんの人気の秘密には、母・田中三枝子さんの力もあったのですね。

叶った恩返し1

アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんは藤木直人さんの大ファンだったそうです。


テレビ番組おしゃれイズムで共演することができ、とても喜んでいたとのこと。


前述した通り、母は田中さんのお笑い芸人になることに反対していました。


田中さんは母への良い恩返しになったと、胸を撫で下ろしたのでした。

叶った恩返し2


アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんは、余命を宣告されたあと延命治療は望みませんでした。


終活を始め、エンディングノートを書き記しました。

エンディングノートの中には息子へのメッセージ。


「結婚して家庭を作って欲しい


そしてアンガールズ田中さんは2022年1月、彼女ができたことを報告。

2023年1月、交際1年を経て結婚に至りました。



母・田中三枝子さんの遺言が背中を押してくれたのでしょう。

天国にいる母・田中三枝子さんへの、最大の恩返しになったに違いありません。

アンガールズ田中さんの父について




アンガールズ田中さんの父親は、田中さん曰く、


母の10倍落ち着いた人。


とのことです。

若い頃は大手自動車メーカーに勤めていましたが、後に農家を継いでいます。


アンガールズ田中さんの母・田中三枝子さんの熱烈なアプローチにより結婚に至りました。


パワフルな妻と、物静かな夫。

素敵な夫婦ですね。

父親に関しては、けん玉が上手、くらいしかテレビで語っておられませんでしたが、実家については度々言及しています。

広島の田舎で、広大な土地を持っているそうです。


広い土地があっても、現在は太陽のような人がいなくなり、沈んでおられると思われます。


苦しみを乗り越え、母・田中三枝子さんの分も田中さんを見守ってくれると良いですね。



まとめ




アンガールズ田中さんの母は亡くなっていました。


  • アンガールズ田中さんが公表したのは1年後
  • 亡くなったのは2021年5月、余命1年宣告からたったの三ヶ月
  • 原因は神経内分泌性の「癌(がん)」
  • アンガールズ田中さんは母の余命宣告から亡くなるまで、コロナのせいで会いにいけなかったことを悔いている


ということがわかりました。

アンガールズ田中さんのために度々テレビに出演していた母・田中三枝子さん。


何よりも息子の幸せを願っていました。

そして2023年1月、アンガールズ田中さんは結婚をすることになり幸せを掴みました。


きっと天国で喜んでくれているに違いありません。


母親想いのアンガールズ田中卓志さん。

新しい家族、そして母・三枝子さんのために、これからも末永く活躍してくれると嬉しいですね。



















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