知楼です。
今回の記事ではほとんど自分用のメモになってしまいますが、
DSATEAのラインタッチ・バンド決済の現在の手法で、
アイデアをまとめた
ので、メモ用として保存し共有します。
5月28日更新・DSATEAアイデア・考察・フィルターまとめ
ラインタッチ・バンドタッチの設定において、現在の考え方やアイデアをまとめておきます。
まず15分足のラインタッチはエントリー数が増えやすいが、その分損切りにもあいやすい
という印象があるため、
できるだけしっかりフィルターを使うことが重要
と考えています。
たとえば
- ヒストグラムDX2ver2を使うにしても、上下一致を使う
- ヒストグラムトレンドモードオフでレンジを回避する
- オシレーターの範囲を絞る
といった使い方ですね。
DSATEAフィルター考察メモ
DSATEAフィルター考察メモ
これまでさまざまなアイデアを試してきましたがすべての相場とできるだけ相性が良いフィルターは少ないようです。
もともとDSATEAは1時間足エントリー。
4時間足と日足で環境認識を行って、1時間足のライン反発を狙うものです。
4時間足と日足がどれくらい合っているのか?
が重要です。
さらに4時間足に良い条件が出てるときでも1時間足エントリーができます。
ここまでがおさらい。
15分足ライン反発トレードは、
- この1時間足DSATEAトレードを15分足に置き換え
- 上位足二つ(1時間足と4時間足)で環境認識を行い
- 15分足でライン反発を狙うもの
以上を全自動でできないかと試したものが、15分足の全自動トレードとなります。
しかしさまざまな組み合わせを行っても
環境認識を完全にはクリアできておらず、トレンド転換期の相場に弱い印象がかなり強め
で、半月程度調子がよかってもその後はその利益をすべてもっていかれるくらいの損切りにあいました。
感じたのは、4時間足で環境認識するにしても
相場は日足にひっぱられる傾向があるため15分足トレードと1時間足トレードでは実は全く違う
ものであると。
したがって、15分足トレードでは、ライン反発エントリーのロジック自体を変えてトレードしていかないといけないと感じています。
- すべての相場と相性が良いフィルターの組み合わせは少ない
- トレンド転換期に弱く損切りが多い
- 15分足トレードの反発と1時間足のライン反発は基本は同じだが別物である
- フィルターをすべて使ってトレードを絞る必要がある
DSATEAこれまでの設定や失敗
まずダメだったフィルター組み合わせの消去法からいきましょう。
- オシレーターTF2に対するライン反発のみ(MTFなし)
- 損切に合う回数も多く不安定
- 1時間足DSATEAの全自動を15分足に変えたもの
- トレンドに乗っているときは良いが、転換期に弱く損切りが多くなり利益をもっていかれてしまう
- 1時間足DSATEA全自動を15分足に変え、いくつかフィルターを変更したもの
- 同じくトレンド転換期に弱く損切りが多くなる印象
- 1時間足DSATEA全自動を15分足に変え、オシレーターTF2の範囲を絞る
- 結果的には機会損失となり、勝率もトレンド転換期に弱い
1時間足全自動の手法についてはこちらをどうぞ
4時間足フィルターを全公開-300x158.png)
課題は、やはりトレンドの転換期です。
しかし、おそらくですが全自動でトレンドの転換期を回避するのは困難かもしれません。(個人的な見解ではフィルターが全自動では少ないことと、ローソク足の向きの判断が必要)
トレンドは上位足に沿って順張りするのが基本です。
しかし、トレンドが崩れていくのは下位足からとなります。
たとえば、僕の日足MTFでは4つのポイントとローソク足の向きで攻略しています。
攻略方法-300x158.png)
4つのポイントとローソク足が同じでなければその相場はその日1日スルーします。
この状態が下位足からトレンドが崩れていく状態
であると判断。
わかりやすく言えば、
- 日足MTFの条件が揃っているときは、4時間足のMTFを行い、1時間足で順張りトレードができる
- 日足MTFの条件が揃っていないときは、下位足からトレンドが崩れている&方向感がわからないので順張りトレードできない
ということになります。
つまり、1時間足では日足が、15分足ではやはり4時間足の環境認識が重要だと考えました。

もともとは日足MTFが出来ていて、残りの4時間足をフィルターでどうにかしようという考えだったもの
これが、いつのまにか全自動で日足MTFをしよういう甘い考えになり、15分足トレードで失敗が多くなったという流れです
トレンド転換期を回避するために以下のようなDSATEAフィルターを考えてみました。
DSATEAフィルター3つのアイデアメモ
考えているアイデアのDSATEA設定として、
- 4時間足にフィルターを集中させる
- 1時間足にフィルターを集中させる
- 4時間足と1時間足にバランスよくフィルターをかける
の3つがあります。
15分足トレードでは、1時間足か4時間足にフィルターを集中させることが重要と考えたのが①と②です。
まず取説では、15分足トレードでの環境認識は4時間足です。
①の4時間足にフィルターを集中させる方法
としては、
- ヒストグラム 4時間足 トレオン
- オシレーター 4時間足 LV2
- オシレーターDX 4時間足
- ABUADX 4時間足
- ABUDMI 4時間足
残りのヒストグラムDX2ver2の上下一致を1時間足で追加設定することで、4時間足の環境認識をクリアしつつ1時間足でトレンドが続いている状態でのエントリーとなり
4時間足MTF特化型の15分足でラインタッチ全自動トレードができる
というロジックです。
② 1時間足にフィルターを集中させる
次は逆のバージョンです。
- ヒストグラム 1時間足 トレオン
- オシレーター 1時間足 LV2
- オシレーターDX 1時間足
- ABUADX 1時間足
- ABUDMI 1時間足
DSATEA1時間足トレードでは、短期間トレードではあるものの4時間足の環境認識のみでトレードできるシーンもあることが、あぶさんの投資ナビでわかっています。
さらに4時間足のヒストグラムDX2ver2上下一致も追加することで、4時間足のMTFを100%ではないがクリアできて、
1時間足の強いトレンドが出ているときに15分足で全自動トレードができる
というロジックです。
③ 4時間足と1時間足にバランスよくフィルターをかける
最後は4時間足と1時間足にバランスよくフィルターをかけて、4時間足と1時間足の状態が同じときにトレード。
あくまでも懲りずに王道のDSATEA1時間足トレードの手法を15分足に置き換えたものになります。
- ヒストグラム 4時間足 トレンドモードオフ(レンジ表示)
- オシレーター 4時間足 LV2
- オシレーターDX 4時間足
- ヒストグラムDX2ver2 上下一致 1時間足
- ABUADX 1時間足
- ABUDMI 4時間足
言語化すると、
- 4時間足で、おおまかな流れをオシレーターDXで行い
- 4時間足の方向性をABUDMIで補う
オシレーターDXやABUDMIのトレンドのピーク&転換期を避けるためヒストグラムのトレンドモードオフを採用し、レンジを回避する。
次に1時間足。
1時間足では1時間足のTF2に対するTF1順張り、つまり
15分足トレードで4時間足と1時間足のオシレーターLV2の向きが同じであることが必要
です。
あぶさん投資ナビでもよく出てきますが、この向きがあっていなかったらライン反発ではなくラインを超えて点まで行く可能性があります。
- オシレーター4時間足LV2のフィルター (1時間足のTF2)
- 1時間足のオシレーターの向きは、ヒストグラムDX2ver2で代用 (1時間足のTF1)
1時間足のヒストグラムDX2ver2の上(Lime)は1時間足オシレーターLV2の向きと似ています。
さらにヒストグラムDX2ver2の下(Magenta)は1時間足オシレーターLV1とほぼ同じであり、優位性が高いです。
オシレーターとヒストグラムDX2ver2上下一致のフィルターでTF2に対するTF1順張りを仮想的に再現。
次にABUADXで1時間足内でのトレンドの強さが残っている状態でのエントリーをします。
個人的な見解ですが、ABUADXは反応が速い印象もあるのでダマシの回避にも使えると感じています。
もしかしたら15分足に設定することで、天と地の山のようにトレンド(山があるとき)でのエントリーも実現できるかもしれません。
まとめ


いろいろ書いてみて、点の手法とはちがってラインは意外と複雑であることがわかりました。
全自動はたくさんの方に設定方法やpipsの取り方を教えてもらうように言われますが、天と地のデイスイングそのものが中級者以上で使えるという話がよくわかります。
理由はインプットしてないから言語化できない=言語化できないから自分でDSATEAの設定が組めない=負けたときに不安でトレードできなくなる
からですね。
個人的には、
4時間足や日足のMTFを4つポイント&ローソク足の向きで行うのがAIでできたら
15分足全自動DSATEAのフィルターを1時間足に集中できるので、効率が良いんじゃないかと思います。
もしくは王道パターン(1時間足DSATEAトレードで、4時間足のオシレーターTF2に対するTF1順張り状態)がEAになってくれればもっと全自動トレードも叶うのかなと感じています。
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