知楼です。
今回の記事では、
天と地のデイスイングの日足の環境認識(MTF)の方法
をご紹介します。
天と地のデイスイングの日足の環境認識

日足のみのMTFは、取説通りとなります。
日足の環境認識は、以下の4つがポイントです。
- 日足のオシレーターTF1 ①からの色転換2個目
- 日足のオシレーターDX クロス直後
- ヒストグラムDX2ver2(ライム・マゼンタ両方)
- DMIの0ラインクロス(0ラインクロス後=太線1つ目出現)

個人的に優位性が高いと感じてるのは①と②です
オシレーターDXのクロス直後は見た目判断でOKです。
クロス直後をきちんと確認したい場合は
日足ヒストグラムDXカレントの色転換2個目を目安
にしていただければわかりやすいかと思います。
また、
④のDMIは一つ目の太線が出現
で根拠となるので注意しましょう。
追記
勘違いしていたのですが、DMIの0ラインクロスは太線1個目出現時となります。
あぶさんに教えていただきました。(ありがとうございます)
例えば、MTFがショートの場合は以下の画像のようになります





あまり神経質になりすぎず、どれかが合っていれば日足MTF完了ってことにしています
ドル円 日足





画像の場合だと、オシDXがいちばん強い根拠ですね
点からラインに向かってる所も〇 なので、ロング目線となります
【追加】天と地のデイスイングMTFのフローチャートを公開!



まだ、日足の環境認識に自信がない・・
という方に、僕がやっている環境認識(MTF)をフローチャートへ落としてみました。


ダウンロード可能なので、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね。
環境認識が苦手な人でも、こちらのフローチャートを使うことでカンタンに環境認識ができるかと思います。



もちろん、デイスイングだけでなく通常の天と地のインジケーターの手法の環境認識としても使えます
あぶさん投資ナビで学んだ環境認識と、ローソク足の動き方を僕なりにインプットしたものとなります。
ローソク足の状態に関しては以下をご覧ください。
2つの補足
4つのポイントでの判断が慣れてきたら、2つの補足によってエントリー通貨を増やしつつダマシを回避できます。
- ローソク足の状態
- オシレーターDXとDMIのレジサポ
①ローソク足の状態
- ラインから点に向かって反発中なのか
- 点からラインに向かっているところなのか
をカンタンに判断します。
日足MTF (ショート ラインから点に向かって反発中)


ローソク足の状態の向きとインジケーターの向きが正しいのであれば〇 合っていなければ一旦スルーです。
また、画像右下の直近点(グリーン)が出ているときに、インジケーターがショート向きになっている場合も一旦スルーします。



一旦スルーしたあとは明日、あるいは可能なら数時間後にチェックします
②レジサポ
- オシレーターDXのレジサポ
- DMIのレジサポ
に触れているとき、その方向への考え方は✖
逆の方向へ行く可能性があるのでスルーします。



当日~翌日に反転するケースが多いです
コメント
コメント一覧 (6件)
日足MTFについて質問させてください♀️
①ポイントを4つあげてますが、どれか1つでも当てはまればokという考え方で良いのでしょうか❓
②例えばオシで色転換2個目というのは厳守で、3個目の時はもう対象外という考え方で良いのでしょうか❓
私はよく複数の状態が同時に同じ方向向いてる時を狙うので、色変換直後だけどDXクロスからは少し経ってるなどの状態が多いなと思いました
はむさん、質問ありがとうございます!
①そうです! DSATEAの取説通りですとポイント4つのうち、どれかにあてはまったらDSATEAをセットということになります。(DSATEA取扱説明書 DSATEAのセットポイント10Pより)
②説明がややこしくてすみません!
あぶさんによりますと、3個目でもまだ根拠として正しいとのことです。僕も3個目までなら根拠が正しいとみています。
僕の場合ですと、オシレーターの色転換2個目 あるいはオシレーターDXがクロスした直後の2つが優位性が高いと感じています。
ほかの2つも取説に載ってるので根拠として正しいはずですが、僕が未検証のため、現段階では一応2つだけ根拠が濃いということになります。
体感ですが、1日のうち根拠が大体揃う通貨は、29通貨のうち最低半分~最大70%くらいですかね。コメントありがとうございました!
ありがとうございます‼️
あぶさん知楼さんと天と地の極め方を教えてくれる方がいるのは心強いです
来週はこの日足MTFを意識してみます✨
知楼さん、こんにちは! いつも大変参考にさせていただいています。
私も2点、細かいことなのですが日足環境分析についてご質問させてください。
1.「日足のオシレーターDXクロス後」ですが、だいたいクロス後ローソク足何本目ぐらい有効と考えていらっしゃいますか?
2.「DMIの0ラインクロス」に関して、同じくクロス後何本目ぐらい有効と考えてますでしょうか?
お時間のあるときにご返信いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします!
コメントありがとうございます!
1.「日足のオシレーターDXクロス後」ですが、だいたいクロス後ローソク足何本目ぐらい有効と考えていらっしゃいますか?
まずクロス後の定義として、ヒストグラムDXをCURRENTに設定すると、オシレーターDXの直後(2コマ目)がわかりやすいです。
その後、さらにもう1本分まで有効と考えています。
ただ、さらにもう1本分のケースはトレンドフォロー型のクロス時はすこし警戒しています。
トレンドフォロー型については以下の記事をどうぞ。
参考URL:https://kawase.r-l-w.com/konkyo-osire-tadx/
環境認識が慣れない場合は、とりあえずクロス直後だけで慣れていった方が精神衛生面上楽かなと思います!
2.「DMIの0ラインクロス」に関して、同じくクロス後何本目ぐらい有効と考えてますでしょうか?
勉強不足でDMIの0ラインクロスに関しては検証が最後まで深掘りできていませんが、現段階では太線1本目が出現したらそこまで有効。これだけにしています。
一応太線2本目も有効にしておき、太線2本目は他インジも合わせて方向があっていたら有効と判断しています。
僕の場合は、その通貨のDMIが太線が出てすぐに終わりやすい傾向(レンジ)があるかどうかも見たりしています。
終わりやすかったら、レンジになりやすく上下の予測ができないためスルーしています。
(たとえば日足GBPCHFはDMIがごちゃごちゃしてるので、スルーしやすいです)
参考Xポスト:(あぶさんポスト)https://x.com/abusan_fx/status/1886394892873871430
要するにオシレーター色転換、オシレーターDXクロス、DMI0ラインクロス、の3つはわかりやすく言うと「その方向へ行きやすい」可能性がかなり高いポイントとなります。
したがって環境認識において”可能性が高い予測”となります。
オシDXの向き(オシメ方向&Lime向き)はどちらかというとダマシ回避に近いイメージですが、これだけが合っても大きな根拠となります。
早速大変詳しいご返信ありがとうございました! 非常に参考になりました。
DMIでレンジ傾向を判断するなど、全然なかった発想なのでとても勉強になります。
あぶさんのポストの紹介などもしていただき、毎回隅々まで行き届いたご説明、本当にありがとうございます!
(ついでながら、最新の4/5の記事のQ&Aもメンタル面で大変心強いアドバイスになりました。本当に感謝です!)