こんにちは!
知楼です。
今回の記事では、天と地のデイスイングユーザである株式会社さんの「DSATEA」の
- 手法
- 狙い方
- EAの選定方法
- フィルター設定
について解説します。


1. 手法について

株さんの手法は、日足+4時間足の流れに沿って1時間足でエントリーする手法です。
EAを運用するにあたって大切なのは、「日足の大きな流れに乗ること」。
短期足での細かい上下に振り回されず、日足のトレンドにしっかり乗ることで安定した運用を目指します。
具体的には、
- 日足のオシメーターDXの矢印の向き
- 日足のヒストグラムDX2ver2(上段)の向き

この 2つが一致している通貨ペア に対して、EAをセットし、基本的に 無制限エントリー で運用するのが特徴ということです。

シンプルでわかりやすいですね
ライン~点、点~点の判断基準について
日足でチェックできたら、あとは
ライン~点にするか、点~点にするか
ということになります。
判断基準は1時間足ローソク足の位置になります。
ロング時に、
- 天と地のラインより上にローソク足がある場合
- →ライン反発を狙い、こちらはライン~点を選択
- 逆に天と地のラインより下にローソク足がある場合
- →点エントリーから点決済を選択
とてもシンプルかつ明瞭な考え方ですよね。



ぼくもお話を聞いたとき衝撃でした
2. 狙い方(エントリールール)


エントリーの基本はシンプル。
- 日足のオシメーターDXの矢印と日足のヒストグラムDX2ver2(上段のLime)が一致している通貨ペアを選定
- その方向(買い or 売り)にEAをセット
一度EAをセットしたら、オシメーターDXとヒストグラムDX2の方向が変わるまではそのまま運用します。
シンプルなルールですが、これがトレンドにしっかり乗る秘訣です。
3. DSATEAのフィルター設定


オシレーターのフィルター設定
1時間足のDSATEAフィルター設定で
オシレーターLV1(4時間足)をON。
さらに、
- 買いのフィルター範囲:90 ~ -100
- 売りのフィルター範囲:100 ~ -90
→ TF2が張り付いた状態でのエントリーを避けるためにこの範囲を設定します。



たしかに、オシレーターは張りついたら逆行する可能性がありますね
そのリスクを上手に抑えれています
ヒストグラムDX2ver2のフィルター設定
1時間足のDSATEAフィルター設定で、
- 4時間足設定で「上段のみに適用」
このように設定することで、無駄なエントリーを減らし、より精度の高いトレードを実現できます。



株さんとお話させていただいてるときに、上下で適用するのもいいですねと意見が一致しました
4.環境認識について


環境認識については、株さんは判断の時間をタイトにするため手法とおりですが
- 日足のオシメーターDX
- 日足のヒストグラムDX2ver2の上段
が合致。
1時間足のフィルターに
- オシレーターLV1(4時間足)
- ヒストグラムDX2ver2(4時間足)
以上となります。



天と地のデイスイングは、環境認識の作業がたしかに大変です
扱う通貨が多い人は、特にエネルギーと時間が必要ですね
株さんは、できるだけシンプルにトレードしているようです
5. この手法のメリット・注意点


メリット
- シンプルなルールでトレンドに乗れる
- 日足の方向をベースにするため、無駄な逆張りをしない
- フィルター設定により、無駄なエントリーを抑制



たくさんのエントリーポイントがあると思いきや、フィルター設定で精査されているので優位性の高いポイントでエントリーできますね
注意点(弱点)
- オシレーターTF2が綺麗に上下しないと、損切りが増える可能性あり
- レンジ相場では勝率が下がることもある
- オシレーターTF2の色変わりで決済すると、利益が出る場面でも損切りになる可能性がある(要検証)
この点を意識しながら、状況に応じて微調整を加えることで、より安定したEA運用ができるでしょう。



レンジ相場では勝率が下がるとのこと
逆にレンジ相場をスルーできれば優位性が高くなりそうですね
たとえばDSATEAのフィルター設定で、ヒストグラムのトレンドモードをオフにしてグレーを表示させる
ロングなら青のとき、ショートなら赤のときだけエントリーするのもいいかも知れませんね
6. まとめ


DSATEAは、「日足のトレンドに乗る」ことを基本にしたEA運用です。
株さんの手法・設定まとめ
- 日足のオシメーターDXの矢印 & ヒストグラムDX2ver2(上段)が一致している通貨ペアを選定
- フィルターはオシレーターTF2 & ヒストグラムDX2ver2(上段)
- エントリー回数は無制限で、基本はセットしたまま運用
トレンドに乗ることで、より安定した運用ができるようになります。
この手法を活用しながら、自分なりの調整を加えて最適化していくのも面白いですね!
少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント
コメント一覧 (2件)
素晴らしすぎます…
ここまで言語化したルールを持てるなら、環境認識とエントリー方向まで全自動化したDSATEAに進化したものが欲しくなっちゃいますね
私は環境認識をサボってフィルターに日足と4時間足を混ぜて使ってますが、やはり両方の足で同じインジをフィルターにはできないので、日足くらいは見ないとなと思っています
私も兼業の中で天と地にお世話になってるので、こういう内容は非常にありがたいです
コメントありがとうございます!
なるほど、4時間足と日足でインジを組み合わせつつフィルターにするということですね。
とても良い考えだと思います。
今回は株さんが見つけた方法でしたが、僕もここまで言語化・再現化できるのはすごいと思いました。