みかんそうめんとは│発祥・食べ方・理由についてわかりやすく紹介

みかんそうめんとは│発祥・食べ方・理由についてわかりやすく紹介

2022年4月10日にみかんそうめんがトレンド入りして話題になりました!

ちぃかわという可愛い漫画のキャラクターがみかんそうめんを紹介するシーンがあり、Twitterで盛り上がったんです。

https://twitter.com/c_chan503/status/1512946050411425792

ところが、みかんそうめんを知らない人が多くみかんそうめんとはいったい何なの?と疑問を感じる人がたくさん見受けられました。

私も、実は初めて知りました

そこで、今回はみかんそうめんとは何か?ということで網羅的にお調べしたのでわかりやすくご紹介します!
この記事でわかること
  • みかんそうめんに関するすべて
コンテンツ

みかんそうめんとは

まず、みかんそうめんとは何か?についてご紹介します。

みかんそうめんとは、そうめんの上にみかんの缶詰が乗っているものです。

特徴

色がきれいで涼しい見た目

彩りがキレイで、涼しげですよね!

一般のそうめんと同じく夏によく食べられています。

みかんそうめんとは│発祥はどこ?

そうめんにみかんを浮かべるのは九州地方と四国地方に多いです。

発祥はここだという明らかな情報はありませんでしたが、九州や四国で間違いなさそうです。

みかんそうめんのほかに浮かべるものとして、キュウリやシイタケ、さくらんぼなどが一般的です。

地域によってさまざまなものを浮かべています。

  1. 鹿児島→スイカ
  2. 大分県→カボス

鹿児島→スイカ

出典 https://blogs.mbc.co.jp/aira/1218/

大分県→カボス

出典 https://takacoco7.exblog.jp/237694454/

愛媛県では鯛そうめんといった、独特なそうめんもあります。愛媛県ではみかんものせますし、さくらんぼものせることがあります。

出典 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tai_soumen_ehime.html

みかんそうめんとは│食べ方は?

みかんそうめんの食べ方に関して「缶詰だからシロップも入れちゃうの・・?」と疑問に感じる方が多かったようです。

安心してください。缶詰のシロップは入れません。

特徴

シロップは入れない

シロップは入れずに、みかんは箸休めの感覚で単体で食べます。

シロップ入れちゃうと、甘すぎて不味くなっちゃいますからね。

みかんそうめんってどれくらいの人が知ってるの?
内訳はこちら。

・「はじめて知った」が約70%
・「知っていた」が約25%
・普段から食べていた」のが約8%

でした。Twitterではアンケートを取っている方がいたので参考にさせていただきました。
https://twitter.com/siroione/status/1512903790017478656

知ってる人はすくないんだね

私もちぃかわのトレンドでみかんそうめんを初めて知りました。

私の家では、さくらんぼが浮いている状態で出てきたり、シイタケや錦糸卵がのった「ぶっかけそうめん」で出ることが多かったです。

(母は四国、父は大阪)


みかんそうめんとは│存在理由について

なぜそうめんにみかんが乗っているのか?

知らない人からすると、不思議で仕方ありませんよね!

そうめんにみかんが乗っている理由は、「彩り」です。いわゆる料理の基本でもある「見た目」をよくするためと言われています。

実は理由はもう一つあります。

みかんそうめんの存在するもう一つの理由は子供のためです。

子供の頃おやつとしてみかんの缶詰を食べませんでしたか?

私は小さいころ体が弱いこともあり、たくさん食べさせていただきました。

甘いシロップに浸かったみかんが美味しくて食感も良いため、みかんの缶詰は子供に大人気です。


食卓にみかんそうめんが出ると子供が喜ぶんだそうです。ビタミンCも摂れるし、親としても安心してみかんそうめんを食卓に出せますよね!

みかんそうめんとは│味は?おいしいの?

みかんとそうめんと一緒に食べるなんて考えられない・・おいしいの??

みかんそうめんのみかんの味に関しては、シロップを抜いてみかんの果実が水にさらされているだけで、味は缶詰のものと同じです。

食べ方としては、みかんとそうめんを一緒に食べるのではなくて別々でいただきます。

特徴

缶詰めのミカンは箸休めとしていただく

そうめんのつるつるとした食感にくわえ、プリッとしたみかんの食感がちょうどよい箸休めになりそうですね。

味としてはそうめん単体とみかんの缶詰単体なので、変な味になったりはしません。

みかんそうめんとは│いつから食べられているの?

もとは、高級な食べ物として鎌倉時代に中国から伝わりました。

その後室町時代に播州地方(兵庫県)でよく食べられるようになり、品質を見なおして本格的につくられるようになったのは江戸時代です。

兵庫県の「揖保乃糸」や兵庫県から近い小豆島の「島の光」がブランドとして成立しているのは、播州地方でよく食べられていたことが由来なのでしょうね。


特徴

みかんそうめんは九州地方と四国地方で食べられている
みかんそうめんのみかんが乗っている理由は、見た目の彩りをよくするためと子供が喜ぶため
缶詰のシロップは入れない
地方によってはさくらんぼや、シイタケ、錦糸卵などを乗せて食べる風習がある

みかんそうめんとは、見た目の彩りをよくするためと子供が喜ぶためのものでした。

白いそうめんの氷水に浮かぶみかんが可愛げで涼しさを表現しています。

まだ食べられたことがない人は、夏に食べてみませんか?きっと満足いただけると思います。

最後までありがとうございました!

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