Standard 7 Signals MTFが日足の環境認識として使えるのか?分析結果

subway information sign in close up

以下に、各インジケーターの概要・発案者・種類・日足での環境認識に使えるかどうかを簡潔にまとめました:


MACD(マックディー)

  • 発案者:ジェラルド・アペル(Gerald Appel)
  • 種類:トレンド系+モメンタム系
  • 概要:短期と長期の移動平均線の差(MACD線)と、その移動平均(シグナル線)を使ってトレンドの強さや転換を判断。
  • 日足での環境認識:◎ 使える。トレンドの方向・強さを把握しやすい。

Waddah Attar Explosion(ワッダ・アッタール・エクスプロージョン)

  • 発案者:Waddah Attar(MT4用に作成されたカスタムインジ)
  • 種類:トレンド強度+ブレイクアウト系
  • 概要:MACDとボリンジャーバンドの考えを元に、爆発的な値動きの発生を捉える。バーが上昇すると強い動意あり。
  • 日足での環境認識:○ 条件付きで使える。主にブレイク判断に有効。

DeMark(ディマーク指標 / TDシーケンシャル)

  • 発案者:トーマス・ディマーク(Thomas DeMark)
  • 種類:カウント系(プライスアクションベース)
  • 概要:一定のロジックで「買われすぎ・売られすぎ」のタイミングをカウントして、転換点を予測。
  • 日足での環境認識:△ 単独では不安定。補助的に使うならあり。

Momentum(モメンタム)

  • 発案者:不明(古典的指標)
  • 種類:モメンタム系(勢い)
  • 概要:一定期間前の価格との差を比較し、上昇・下降の勢いを計測。
  • 日足での環境認識:△ トレンドの強弱を補足する程度。単独では弱い。

RSI(相対力指数)

  • 発案者:J・ウェルズ・ワイルダー(J. Welles Wilder Jr.)
  • 種類:オシレーター系(モメンタム)
  • 概要:買われすぎ・売られすぎを0~100の範囲で示す。70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎ。
  • 日足での環境認識:○ 状態を判断する補助に有効。トレンドとの併用が理想。

CCI(商品チャネル指数)

  • 発案者:ドナルド・ランバート(Donald Lambert)
  • 種類:オシレーター系
  • 概要:平均価格と移動平均の乖離をもとに買われすぎ・売られすぎを判断。±100が基準。
  • 日足での環境認識:○ モメンタム判断やトレンド継続の補助に使える。

Stochastics(ストキャスティクス)

  • 発案者:ジョージ・レーン(George C. Lane)
  • 種類:オシレーター系
  • 概要:一定期間の高値・安値と現在の価格から、買われすぎ・売られすぎを判断(%Kと%D線)。
  • 日足での環境認識:△ 短期的すぎるため補助的。タイミング確認に使うのが吉。

日足の環境認識として使える順(おすすめ度):

評価インジケーター名理由
MACDトレンド・勢い・転換点をバランスよく捉えられる
RSI / CCI過熱感チェックに優れ、環境の補助として有効
Waddahトレンド爆発の兆しを確認するのに良い
Momentum / DeMark / Stochastics単体では弱いが、他と組み合わせて使える
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この記事を書いた人

知楼(しろう)
(FX歴3年/天と地インジケーター公認トレーダー)

2020年にFXをスタート。

EAでゴールド運用に成功するも、口座破綻を経験。

その後、裁量トレードと基本からコツコツ学びなおし、「天と地インジケーター」に出会いました。

今はあぶさん公認の“講師”として、ブログでリアルなトレード記録や検証をシェアしています。

読者さんといっしょに成長するスタイルを大事にしています。

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